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精神科病院 退院支援 長期入院患者 精神保健福祉士 PSW MSW SW | びるちゃんのぶろぐ

【退院支援】慢性期の退院支援で必要な法整備

どうも。精神保健福祉士のびるです。

今回は精神科療養病棟において長期入院患者さんのために、こんな制度があったらいいのに!と思うことを書いていこうと思います。

ちなみにそれは現在、私が5年超の長期入院の方の退院支援をしていて困っている事柄でもあります。

今の困りごとや課題は以下の3つです。それぞれについて必要な制度がどんなものか考えてみたいと思います。

3つの課題

  1. 患者さんの退院先を長期間確保することが困難
  2. 患者さんの家族の説得や安心感を得てもらうために保証できるものが少ない
  3. 家族はどこまで家族の役割を担うべきか

⒈ 患者さんの退院先を長期間確保することが困難

長期入院の患者さんが退院する際、一人暮らしをされる方もありますがGHなどサポートのあるところや高齢者施設へ退院される方が多い印象で、実際に地域の受け入れ体制も5年前に比べ格段に増えてきています。

受け入れ先は増えたけれども、変化の苦手な長期入院の方のために、長く施設の1室を空けて、対応してくれる施設は少ない印象です。

それは多くが株式会社が運営しており、利益を出さないといけないということが第一にあるためだと思います。

そこでGH等の体験期間の部屋を長期で確保してもらうために、5年超の入院者であれば、入院中においても家賃扶助を施設の体験開始から半年分までを障がい福祉サービスの制度として支給できる、などの仕組みが必要ではないかと思います。

半年という期間の根拠は、退院支援のために入院機関のスタッフと構築した関係性を地域の支援者にバトンタッチするのに3ヶ月、精神障害の特徴を鑑みた上で長期入院の方が地域生活に慣れるまで3ヶ月程度は必要であるからです。

2と3については、また追記していきます。

今回はひとまずこれで。ではまた。

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