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池上彰の行動経済学入門についての書評 | びるちゃんのぶろぐ

【本】池上彰の行動経済学入門

どうも、びるです。

今回は[池上彰の行動経済学入門]作者:池上彰について紹介します。


  • 行動経済学って最近耳にするけど、どんなもの?って気になる方
  • 購入を検討中の方などの参考にしたい方

は概要を書いてますのでこの記事が参考になれば幸いです。

ちなみに私はKindle アンリミテッド(月額980円)を登録しているので、そちらでこの本を無料?で読みました。さて、本題の感想に入ります。

この本は行動経済学とは、というところから具体的な日常の中で使われている行動経済学の理論などを説明しながら行動経済学の理解を進めてくれる本です。

行動経済学とは

経済学は人間は合理的に動くという考えのもと、作られた科学なんだそうですが、

行動経済学は「実は人間はそんな合理的じゃなくて矛盾した行動をする生き物なんだよ」っていうことを前提にした経済学だそうです。

人は1日に5万回も意思決定しているらしく、オートマチックに判断する場合とよく考えて判断する場合と使い分けていて、オートマチックに判断する時には

よく聞くCMや、自分の関連する情報を拾ってしまう傾向があり、

自分の意思決定は知らず知らずのうちにメディアに操作されている可能性がある、ということです。

さまざまな理論

この本ではいくつか行動経済学で使われている法則の紹介があり、商売や何か仕掛け作りをしたい方には参考になるものが多いかと思いました。

例えば

・損失回避性・・・人は損をすることを避けようとする性質がある

例)スーパーなどで「今だけ半額!」などもその時を逃せば高いお金を支払わないといけないという損を回避しようとする性質を利用したものになります。

・極端の回避効果・・・3つある選択肢のうち、真ん中を選びがち

例)「旬の〇〇御前」なども3つの価格帯があれば真ん中を選んでしまいやすい、ということです。

・メンタルアカウンティング・・・そのお金を得た方法によって、無意識に使い方(お金の価値)を変えてしまう。

例)仕事で苦労して得たお金は慎重に使い、宝くじで当たったお金は散財してしまう、など。

こういった様々な理論の紹介をされています。

総評

読み物としてはかなりライト目に読めるもので、1時間程度でざーっと読んでしまえるものかと思います。内容は連続性もあまりないので気になるところだけをかいつまんで読んでも問題ないです。

個人的にはメンタルアカウンティングというお金を得た方法によって、無意識的に使い方をわけてしまうっていう理論を知れて、どんな方法で得たお金であれ使い方は意識しようと思いました。

また意思決定について社会には様々な仕掛けがされていて、自身が本当にこれを選んだって言えることはなく、自分で選んだ気になっているだけなんじゃないかな、とも考えられる気づきがあったので読んでよかったなと思います。

様々な理論を知っておくことでそれに対抗することができ、また自身の生活で無意識にしてしまっていることにも気づきを得ることができたり、さらに自分が何かを紹介する側であれば活用もできると思いました。

日常生活で広告に踊らされないぞ!、という方やこれから商売をしてみようかな?、という方はKindleでも楽天ブックスなどでも購入できるので一読をお勧めします。


最後まで読んでくださりありがとうございました。ではまた!

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