どうも びるです
今回は対人援助職の方は読むべきお勧め漫画を紹介します。
これは対人援助をする中で困る瞬間、自身の価値観やどのように答えることが良いのかなど迷うことがある時に確実に！参考になります。
また多感な思春期を過ごす若者たちへこの本に触れておいてほしいな、とも思います。
『ここは今から倫理です』という漫画です。
私は知りませんでしたが2022年にNHKでもドラマ化されていたようですね。
『ALL OUT!!』というラグビー漫画も書いている雨瀬シオリさんの作品です。
この本はタイトルでわかるように学問で学ぶとなかなかに難しい倫理、というものをテーマにやや影のある高校教師が何かしらの背景を持つ生徒に対して倫理を説き、生徒を癒していく物語です。
絵の重厚感と内容がすごくマッチしていて、その世界観に吸い込まれていきます。
1冊買うと、次も気になり、すぐに全巻を揃えてしまいました…（そこまでの本は1冊で止まってしまうのですが）。現在7巻まで発売中です。
さてなぜ対人援助職におすすめかというところですが、
対人援助職をしていると、支援の中で必ず、相手の行いや問いに対して言葉に詰まる場面があるかと思います。
どんな言葉をかければ良いか、どんな言葉が正解か、想定していない場面に立ち合い、何も言葉をかけられなかった経験や、あの言葉でよかったのか、などいまだに後悔がある方も少なくないと思います。
この本はそんな場面の全てではないですが、擬似体験させてくれ、自身ならどう答えるか、どういう風に考えれば良いか、ということを考えさせてもらえる本です。
高校が舞台なので、高校生が抱える悩みや問題、葛藤など誰もが一度はふと考えたことがあることが物語の中で出てきます。その答えが知れるわけではないですが、過去の哲学者の言葉を引用しながら、物の見方を、価値観を問うてくれる作品です。
私も対人援助職をしていることもあり、この本に出会えて良かったと思っています。
自身と向き合うことの大切さや、自分は何を大切にしたい人なのか、自分以外の見え方など考えの幅が広がるので、ぜひ一度読んでみられることをお勧めします。
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対人援助職でなくても、ストーリーや内容はとても惹きつけられるものですので、興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。では〜。
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