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どうもびるです!
今回は国内最大のマンガ(電子書籍)販売サイト!で2巻まで読める「しょせん、他人事ですから」を紹介します。
弁護士の仕事の一部を知ることができる漫画で、こういう本、好きなんです。
昔に比べて、「ハコヅメ~交番女子の逆襲~」とか「正直不動産」とか「ラジエーションハウス」とかもそうですけど、それぞれの業界の仕事をコミカルに書いてて、どんな仕事かがわかって興味のわく漫画が増えた印象があります。
中学校の図書館においてほしいですね、仕事を考えるシリーズとして。子どもたちのためになりそうって、割と本気で思ってます。どこかの学校で試してみてくれないですかね。
「しょせん、他人事ですから」の面白さ
さて、個人的な感想ですが、この本の面白い、かつ、ためになる!と思った点は、タイトルにもある
主人公のいい加減さ、言い換えれば、ある種の完璧な線引きで無理をしないところ
です!
ほんとにその通りなんですよね。全て他人事。
自分の仕事も皆さんの仕事も、他人の困り事を解決していると思いますが、結局は他人事。そんな事実をありありと突きつけてくれます。それは、ある種の仕事への根詰まり感からの開放でもあるかなって思いました。
自分ごとに置き換えたときに、しょせん他人事やし、と思うことで気負いもなくなり、逆にパフォーマンスが上がる気すらします。
仕事でメンタルヘルスを崩しやすい方は真面目で熱心な傾向があるので、この主人公くらいのスタンスで仕事をされることをおすすめします!
弁護士の仕事と訴訟の流れや気持ちを知れる
内容は監修も入られているため、お金のことや裁判の流れなどが知ることができ、少し知識も身につきます。
また、訴訟を起こした後の気持ちなどリアルに描写されていて、(訴訟したことないけども)すっきりしない後味の悪さも書かれている場面もあり、ザワザワ、モヤモヤ感が残りました。
また、こういうことをしたら訴えられるなども一部ではありますが、知れるのでネットリテラシーにも繋がりますね。
裁判を起こす方も、起こされる方もスッキリしないし、起こしたとしても、請求したお金を払ってもらえるわけでもない、という現実のしくみには、釈然としませんが、まだまだ裁判という仕組みには課題が多いという事を知る切っ掛けにもなりました。
犯罪まで紙一重
1,2巻で書かれているのはネットでの書き込みによる情報開示請求などで、誰でも犯罪者になりうること、日常に不満のある人(たまたまそういうタイミングのときも)が書かれていました。
想像力がないと、ネットでの発言を本人が見ている可能性を考えられずに発信してしまう怖さ、現実で愚痴を言うのと同じようにSNSがそういった場を担ってしまっている怖さも同時に感じざるを得ません。
スマホを持ち始める頃に一読しておくといいかもしれませんね(笑)
期間限定?無料で1,2巻まで読めるので興味あれば下のリンクからどうぞ。
ではまた!
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